十五夜に月をながめて~TAOの目~

今日10月1日は十五夜(お月見)。
1年の中で最も空が澄みわたる旧暦の8月に、
美しく明るい月を眺める行事。

十五夜といえば、
満月を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、
実際には旧暦と現在の暦とのずれ、月の満ち欠けが一定ではないことにより、満月ではないこともあります。
ちなみに、満月は明日10月2日です。

私はパワーいっぱいな感じがして満月がとても好きですが、
あなたはどんな月が好きですか?

まんまるの満月?
それとも三日月?
神秘的な新月??
それぞれ好きな月があると思います。

私たちの目からは月が毎日満ちては欠けているように見えていますが、
実際の月はずっと変わりません。
月は自ら光を放つのではなく、太陽の光に照らされて輝き、
月・地球・太陽の角度によって月の形が毎日変わって見えているだけだということを
大きくなるにつれて分かるようになります。

現象は誰の目にも同じく見え、誰も否定できない事実ですが、
目に見える現象が必ずしも真実ではないことも私たちは知っています。

目には見えないけれど、現象の向こうに存在する実体、現象をつくりだす根源、
それを「タオTAO」といいます。

誰でもこの本質をみるタオの目を持っていますが、
いくら視力が良くても目を開かなければ何も見えないことと同じで、
その目を開くかはまた別の問題です。

このタオについては、
『TAO 自分さがしの旅』一指 李承憲 著
に詳しく書いてあります。

奥深い内容で、読書の秋におすすめです。

今日はあいにく朝から雨ですが、
夜は天気が回復するそうです。
雲のすき間から十五夜の明るい月が見えるかも?!

明るく美しい月が見られますように。

お読みいただき、ありがとうございます。

イルチブレインヨガ銀座スタジオ
03-6264-3443

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